症例報告

一般外傷(けが)

85歳 女性 腰部~大腿部後面にかけての痛み

<現症>

・リウマチの治療および胸椎圧迫骨折後の疼痛緩和を目的に某整形外科に受診し、現在週1回のリハビリ通院されている。
・腰部に関しては圧迫骨折後一日中痛みがある。
・大腿部は、腰部からの神経圧迫による痛みがかなり強い。
・膝もリウマチによる痛みに加え、変形性膝関節症を併発している。
・腰部から大腿部にかけての痛みが増強したため、9/16にMRI検査(3回目)を行う。
・安静時痛、動作時痛あり。横になっていると疼痛は消失する。
・睡眠はとれているが、起床時が困難。
・一日一回、我慢できないときはロキソニンを服用する。

<検査>

歩行もままならない状態、座位(安静時)の疼痛があるため、検査は除外し、まず横向きに寝てもらい触診。痛みを感じる部位の確認を行う。

<施術>

・変形自体は鍼灸施術ではどうすることもできないが、腰椎近辺の筋緊張の緩和及び血流改善を促すことで疼痛緩和の見込みはあることを説明し、患者さんの目的も意見があったため、定期的に施術を継続することで合意する。
・先日撮影されたMRI画像(L3かなり強い側方変位があるため強い神経根が圧迫による痛みが予想される)を参考に、鍼灸施術を行う。
・左側臥位(いつも就寝する姿勢が一番楽とのことなので、その姿勢をとってもらう)で、腰部に置鍼+通電 (2Hz×20分) L2/L3/L4 侠脊穴を使用。
・施術後、起き上がり動作、座位、歩行動作での痛みが施術前より大幅に軽減するが、一時的であることは伝え、その日は施術終了する。

<考察>

圧迫骨折以後、腰椎周囲の筋の滑走と、血流が悪いと思うわれた。鍼に通電することにより、一時的に筋緊張が緩和され血流も回復したため、起き上がり動作や座位、歩行時の痛みの軽減に繋がったと思われる。また、鍼通電を行うことで、鍼麻酔の作用が働き除痛の効果が出たと思うわれる。

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  • 慢性疾患 肩こり・腰痛など
  • 一般外傷(けが) 捻挫・打撲など
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