症例報告

スポーツ外傷・障害

10代 女性 左足の痛み

<来院動機>

左足の痛み
部活で左足首を捻り、H26年1月20日に当院に来院。

<初期症状>

熱感、腫脹(+)
歩行時痛(+)
跛行(+)

<問診・検査>

問診、検査(炎症所見、圧痛部位、ストレステスト等)からATFL損傷、腓骨骨端線損傷と判断。
その後、確認の為、整形外科受診にて、上記の疾患と診断を受ける。

<治療経過>

この患者さんの骨端線損傷は離開するような形ではなく、軽度圧潰してるようだったので(エコー検査に実施による)、1ヶ月間の固定が必要と判断し、足関節にU字ギプスの実施とその期間の部活動の中断を患者さんにお願いしました。

三週間が経ち、組織修復と機能低下のバランスを考え、固定除去。
この時の痛みは歩行時に2割ほど残る程度でした。

その後、歩行・走行での痛みは2回の治療で消失。部活動にも復帰してもらいました。
しかし、部活中の急な切り返しの時に少し痛みが残っているとのことでした。
ここからしばらく痛みの原因が特定できず、治療が難航してしまいました。

試行錯誤が続きましたが、ある時、切り返しの動作を試しにしてもらっていた時に「ん?」と少し違和感を感じたので、もう少し詳しく動作分析をしてみることに。
左大殿筋の筋出力低下、左下肢での重心移動の不具合があることに気づきました。
なので、左大殿筋と右腰部の連動運動を促し、その次の来院の日に重心移動のトレーニングを実施したところ、部活での切り替えしでの痛みがなくなったとのこと!
晴れて治癒判定です!
(3月10日)

これを言えた瞬間が1番嬉しく思います!
でもまぁ 少し寂しさもありますが 笑

○○さんほんとよく頑張りました!
長い間お疲れ様でした!

<担当者のコメント>

固定をしていると、どうしても固定している部位だけでなく、他の部位へも悪影響を与えてしまいます。
今回は足関節の固定によって、股関節を使い方が変化し、なおかつ、足底の感覚が低下していたのだと思います。
結果、下肢の運動制御がうまくできず、それが偏った足の接地へと繋がり、負荷が一部にかかり、痛みがでたと推測できます。
固定後に下肢の使い方が悪くなる方は多くおられます。原因はいろいろありますが、それを見つけ、改善し、スポーツに復帰してもらう。これが当院での治療の流れです。

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