25歳 女性 左股関節に力が入らない
<初診>
平成26年5月27日
<来院動機>
左股関節に力が入らない
<症状>
一週間前からかがみ込んだ状態から立ち上がるときに股関節が抜けたようになり、若干の痛みを伴うとのこと。
<検査>
パトリックテスト
股関節屈曲時痛
左股関節可動域制限ややあり(屈曲等)
大腿骨頭上後方へシフト。
腹部緊張
左腹部の緊張高め
<治療経過>
◆5月27日
左股関節へのアプローチ。
中臀筋、腸腰筋の筋緊張を落とす。
変位していた大腿骨の位置もやや元に戻る。
その後 腹部へのアプローチ。
腹部を直接緩めるのと、頚部を緩めて、間接的に腹部の緊張を緩める。
◆5月29日
やや、抜ける感じはあるが痛みはなくなったとのこと。
左股関節へのアプローチ
内側ハムストリング、中臀筋の緊張を落とす。
腹部へのアプローチ
腹部の緊張と第1肋骨の動きをつける
股関節の位置は左右ほぼ、同じ。
屈曲制限もなし。
◆6月2日
股関節が抜けるような感覚はなくなったとのこと。
この日は前回と同じ治療をし、念の為、6月5日も来院していただき、症状の再発がなかったので、めでたく治癒判定です!
<担当者のコメント>
股関節が抜けるというのは長距離ランナーの方などにもみられますが、股関節と体幹のコアの連動性が不具合を起こしている、もしくは、使えていないことがあります。
中には股関節単独、コア単独で機能不全を起こしているものもありますが、やはり身体はトータルにみていかないといけないですね。
あくまで 局所をちゃんと診るというのを大前提にしてですが。笑
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