9歳 女性 競技 バレエ 両内果の痛み
<初診>
平成26年6月12日
<来院動機>
両内果の痛み
<検査>
熱感、腫脹、発赤、圧痛あり。
動作時痛、歩行時痛、叩打痛はなし。
軽く内果に触れるだけで、脚を引っ込めるほど、痛がりました。
シューズのヒモがあたるだけで痛いとのことでした。
しかも、3週間ほど前から痛みに変化なく、発生原因も不明。
難しい疾患ではないとは思いましたが、念の為 整形外科に紹介し 「両内果骨端症」の診断されました。
「バレエを続けて様子をみてもいいですが、本来は3週間は運動しないほうがいいです。」
との返事を頂きました。
僕 個人的にはこの季節で女性で足の内側の痛み、そして動作時痛がないのなら、そんなに心配はいらないだろうと判断しました。
(原因特定には東洋医学的評価も絡めているのでここでは割愛します)
この患者さんにはバレエの練習はしてもらい、週2回のペースで治療することにしました。
<治療経過>
◆6月16日
両側ともに足関節の調整のみを行いました。(東洋医学的な視点を含んだ手技)
◆6月21日
触ったときの痛みはかなり軽減。
患部を押すと少し痛がる程度になりました。本人も「ちょこっとだけ 痛い」とのことでした。
◆6月24日
圧痛消失。熱感が微妙に残る程度になりました。
◆7月1日
熱感消失。
「次、最終チェックにするよ」
と伝えました。
◆7月5日
症状に変化がなかったので、めでたく治癒判定です!
<担当者のコメント>
今回は西洋医学的な観点だけでなく、東洋医学的な観点から診させて頂きました。
東洋医学というと「気」「経絡」だとか、やや胡散臭くはありますが、人を、生命をみるということを重きにおいた素晴らしい学問です。
今回は脾経の乱れから起こった障害だと評価し、そのバランスを整える治療をしました。
西洋医学、東洋医学 お互いの素晴らしい所を取り入れ、これからも患者さんに還元していきます。
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