吹田市のみらい鍼灸整骨院　骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷・鍼灸治療

81歳　女性　右肩の痛み

＜初診＞

平成26年8月21日

＜来院動機＞

他院にて治療をうけるが改善されない為、紹介にて来院

＜症状＞

左肩の痛み
H25.10　ペースメーカーを入れる

＜問診・検査・治療＞

左上肢の拳上時（110°）左肩関節周囲に疼痛があり可動域制限を訴える。
他院にて五十肩と診断されリハビリを受ける。

前腕回外動作で可動域制限。
頸部左回旋で疼痛

＜治療＞

◆1回目
他動にて肩関節拳上可能であったため関節の硬縮はないものと考え、前腕の手技からスタート。前腕が回外動作をスムーズに行えるよう直接法を用いて手技を行った。次に胸郭の可動域をUPさせる為腹式呼吸を指導。背部から筋膜のアプローチを行い胸郭の可動性をUPさせて行った。1回目の治療でVAS10→３　肩関節拳上110°→150°まで改善。

◆2回目
2回目の治療は胸郭の可動性を狙い、筋膜アプローチを行う。横隔膜へのアプローチ，前腕回外動作、腰椎の前弯指導を行う。2回目の治療で上腕の拳上はほぼ改善された。

＜担当者のコメント＞

肩関節は自由な動きがある為損傷もしやすいです。肩の痛みの原因は様々ですが、早期に治療をうければ改善することが多いです。81歳と高齢ながら症状改善が早かった症例でした。