
目次
主訴
左膝の痛み
2025年6月30日頃より、歩行時に左膝の痛みと腫れが出現。
近隣の整形外科を受診し処置を受け、腫れは軽減。しかし歩行時の痛みが残存していたため、7月22日より当院での施術を開始しました。
来院時の状態
- 椅子から立ち上がる際、左膝内側に痛みが出現
- 歩行時も痛みがあり、かばう姿勢が続いている
- 非荷重での膝の曲げ伸ばしでも痛みあり
- 仰向けで片脚ずつ挙上してもらうと、左脚が右脚の約1.5倍重く感じるとの訴え
痛みだけでなく、「身体の使い方」にも左右差が見られました。
施術の段階
第1段階
腫れが残っているため無理をせず、膝の安定性向上と皮膚の滑走改善を中心に施術。
第2段階
腫れの軽減を確認しながら、段階的に荷重をかけ、バランストレーニングを実施。
第3段階
歩行時に無駄な力を使わない「省エネでスムーズな動作」の獲得を目指す。
施術内容と経過
初期は歩行や動作時に痛みを訴えていたため、まず包帯固定により膝の安定を図り、皮膚の滑走を促す施術を行いました。
腫れが軽減してきた段階で、バランストレーニングへ移行。
片脚立位時に骨盤の傾きや横揺れが大きく見られたため、体重移動を中心としたトレーニングを実施しました。
「おへそをまっすぐ前へ出す」意識づけを行い、重心を整える練習を継続。
片脚立位で骨盤の安定が得られた後、10m歩行で上半身と下半身の連動性を高めました。
その結果、当初あった膝の痛みはほぼ消失。
10mを適切な歩幅とスピードで歩行できるようになりました。
楽しみにしていた旅行や外出も可能になり、大変喜んでおられます。
考察
一般的に「膝の痛みは年齢によるもの」と言われることが多く、40代頃から症状が出る方も少なくありません。
しかし実際には、身体の使い方を変えることで痛みが軽減するケースも多くあります。
当院では、年齢だけの問題と捉えるのではなく、「省エネでスムーズな身体の使い方ができているか」という視点を大切にしています。いつまでも自分の足で歩き続けられる身体づくり をサポートしていきます。