母乳分泌不全に関する整体

母乳分泌不全の改善に「母乳分泌促進整体」を取り入れることは、身体のバランスを整え、血流やリンパの流れを促進することで効果が期待できます。整体は、緊張や姿勢の改善、ホルモンのバランス調整に寄与し、母乳の分泌を支える環境を整えるのに役立ちます。

母乳分泌不全に関連する整体の効果

1. 姿勢改善

姿勢の悪さや骨盤の歪みは、母乳分泌に重要な血流や神経の伝達を妨げることがあります。整体で姿勢を整えると、乳腺や関連する筋肉の機能が向上します。

2.リラクゼーション

緊張した筋肉をほぐすことで副交感神経が優位になり、プロラクチン(母乳分泌ホルモン)やオキシトシン(乳汁分泌を促進)の分泌を促します。

3.血流・リンパの促進

整体で胸部や肩、背中、首周りを調整することで、乳腺や乳房周辺の血流が改善し、分泌機能を高めます。

4.ホルモンバランスの調整

背骨や骨盤の調整を通じて、自律神経系が整い、ホルモン分泌のサポートにつながります。

母乳分泌不全におすすめの母乳分泌促進整体

1.骨盤矯正

出産後は骨盤が開いたり歪んだりしやすい状態にあります。骨盤を整えることで、骨盤周辺の血流やリンパの流れが改善され、母乳分泌を間接的にサポートします。

2.胸椎や背骨の調整

胸椎(特に4~6番)は乳腺の神経に関連しています。背中や胸椎周りの緊張を解消することで、乳腺の働きを活発化させます。

3.肩甲骨はがし

肩甲骨周りの筋肉を緩めることで、胸部への血流が増加し、乳房の循環が良くなります。

4.胸部と鎖骨周辺のケア

胸部や鎖骨付近の筋肉をほぐし、リンパの流れをスムーズにします。乳腺への血流が改善されることで、母乳分泌が促されます。

5.頭蓋骨調整(クラニオセイクラルセラピー)

頭蓋骨や首の筋肉を調整することで、自律神経を整え、リラックス効果を高めます。

自宅でできる簡単なセルフケア

1.姿勢を意識

授乳中に背中が丸まらないよう、クッションを使って正しい姿勢を保つ。

2.肩甲骨ストレッチ

肩甲骨を前後に動かす運動や、両手を後ろで組んで胸を開くストレッチを行う。

3.呼吸法(腹式呼吸)

深い呼吸で横隔膜を動かし、胸部や背中の緊張を和らげる。

4.軽い胸部マッサージ

指先で円を描くように乳房周辺を軽くマッサージして、血流を促す。

注意点

整体を受ける際は、産後の身体に精通している施術者を選ぶことが重要です。特に骨盤矯正や胸椎の調整などは、適切な技術を持つ専門家や助産師さんが紹介してくれる整体師さんを選んでください。整体師を選ぶ時は身体のバランスや全体からアプローチしてくれる方を選びましょう。マニアル化された整体や高額な回数券を勧めてくる整体師は注意が必要です。

強い痛みを感じる施術や無理な矯正は避け、リラックスできる施術を優先しましょう。

まとめ

整体は母乳分泌不全の改善において、血流やリンパの促進、ホルモンバランスの調整を助ける有効なアプローチです。ただし、整体だけに頼るのではなく、授乳頻度の増加や栄養改善、ストレスケアなどと組み合わせて総合的なケアを心がけてください。何よりも母乳を専門に見ている助産師さんのサポートをもらってください!

産後の身体の痛みとその解決法:健康的な回復を目指して

産後、赤ちゃんとの新しい生活が始まる一方で、多くのママたちは身体の様々な不調に悩まされています。

産後の身体は、妊娠中や出産時に負った負担を回復させるため、大きな変化を遂げます。

しかし、その過程で痛みや不快感が生じることがあります。

今回は、そんな産後の身体の変化と、それに対する効果的な解決法についてご紹介します。

1. 産後の身体の変化

産後、女性の身体は劇的な変化を経験します。主な変化には以下のようなものがあります。

骨盤のゆがみや不安定さ

妊娠中、骨盤は出産に備えるために徐々に広がり、柔軟性を増します。しかし、出産後も骨盤がすぐに元の位置に戻るわけではなく、ゆがみや不安定さが残ることがあります。これが腰痛や股関節痛の原因になることが多いです。

ホルモンバランスの変化

出産後、ホルモンの急激な変化が体に大きな影響を及ぼします。特にリラキシンというホルモンは、妊娠中に関節を柔軟にする役割がありますが、産後もしばらくは体に残り、筋肉や関節に影響を与え続けます。

筋力の低下

妊娠中、特に腹筋や骨盤底筋が弱くなりやすく、産後にはこれらの筋肉が十分に機能しないことが多いです。筋力の低下は、姿勢の悪化や腰痛、尿漏れなどの原因となります。

2. 産後の痛みの原因と解決法

産後の身体の痛みは、適切なケアと運動で解消することが可能です。以下に、よくある痛みの原因とその解決法を紹介します。

腰痛や背中の痛み

産後の腰痛や背中の痛みは、骨盤のゆがみや筋力の低下が主な原因です。この痛みを解消するためには、まず骨盤を正しい位置に戻すことが重要です。産後の骨盤矯正や整体、ストレッチを取り入れることで、骨盤を安定させ、筋肉をサポートすることができます。また、背中や肩甲骨周りの筋肉を強化することで、姿勢の改善にもつながります。

股関節の痛み

股関節周りの痛みは、出産時に広がった骨盤が戻りきらないことが原因です。これには、骨盤底筋やお尻の筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。また、マッサージや整体で骨盤の調整を行うことで、痛みを軽減することができます。

肩こりや首の痛み

赤ちゃんを抱っこしたり、授乳する際の前傾姿勢が原因で、肩や首に負担がかかります。これを解消するためには、定期的なストレッチや、姿勢を正すことが大切です。肩甲骨周りを動かすエクササイズや、整体での調整が効果的です。

3. 自宅でできる産後ケア

忙しい育児の合間にもできる簡単なエクササイズやストレッチを取り入れることで、産後の体をしっかりケアしましょう。

骨盤の安定化エクササイズ

・仰向けになり、膝を曲げた状態で骨盤を少しずつ左右に動かします。これにより、骨盤周りの筋肉をほぐし、安定させることができます。

肩甲骨周りのストレッチ

・両腕を頭の後ろで組み、肘を後ろに引きながら胸を開くようにします。これにより、肩甲骨周りの筋肉がほぐれ、姿勢が改善されます。

骨盤底筋のトレーニング(ケーゲル運動)

・息を吸って、吐くときに骨盤底筋を引き上げるように意識します。この動きを10回ほど繰り返すことで、骨盤底筋の強化に繋がります。

4. 早めのケアが大切です!

産後の身体の痛みは、時間と共に解消されることもありますが、早めのケアを行うことで回復を早めることができます。私たち「**みらい鍼灸整骨院**」では、産後のママたちの身体をサポートするための整体や矯正、鍼灸治療を提供しています。身体の不調にお悩みの方は、ぜひご相談ください。

症例:30代 経産婦

2人目の出産後、右腰と両膝の痛みが出現。助産師さんの紹介で整体を受けるようになる。骨盤の左右差があり調整。2回の施術で骨盤の左右差が整い腰の痛みが改善。両膝の痛みも身体の使い方を説明し椅子から立ちあがる動作で痛みが消失。子どもと買い物に行けるようになる。現在、週1回から2週に1回の産後整体を受けている。

症例:30代 初産婦

妊娠22週目で切迫早産の危険があり、自宅と病院で約4月間安静を強いられる。無事出産したが、産後身体が思うように動けず移動するのも大変な状況が続く。特に股関節がグラグラしているようになり、歩き方がスムーズではない。足に力が入らない。子どもを抱っこし移動は難しい状況が続く。助産師さんの紹介で整体を受ける。2回目の施術で少しグラグラ感は残るが股関節は足がはまった感覚が出てくる。足に力も入るようになり歩行も楽になる。床から立ち上がる動作で出ていた膝の痛みも楽になり動きやすくなる。現在、週1回の産後整体を受けている。



症例:30代 経産婦

2人目の出産後1人目になかった腰痛が発生。身体の勉強をしていたので自分で何とか改善しようと試みるも足に痺れが出現する。産後ケア中に助産師さんに相談すると産後整体を受けるように促され半信半疑で産後整体を受けることとなる。ソフトな整体で今までとは違う施術を受ける。当日は痛みが残っていたが翌日にほとんど痛みがなくなり、動きやすくなる。その後、3回産後整体を受け痛みがほぼ無くなったので施術を終了した。

産後の身体の痛みを健康的に回復したい方は、みらい鍼灸整骨院へ

当院は助産師さんの紹介で多くの妊産婦さんが通院されています。

妊娠中の身体の変化、出産時の身体の負担、産後の思いがけないストレスなどで身体のトラブルが発生します。

身体の痛みは無理をしているサインです。産後は我慢せずなるべく早く身体を整えましょう。

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